ニュース 金融 作成日:2014年9月15日_記事番号:T00052678
今年4月に発売が解禁された人民元建て従来型保険商品は、販売額が1億人民元(約17億円)余りと低迷し、生命保険業界全体で認められた販売上限(80億人民元)の1.45%にとどまっていることが分かった。15日付工商時報が伝えた。
人民元建て従来型保険商品はこれまでに8社に販売が認可されている。
生保各社は解禁後初の商品を発売してから、2件目の商品を発売するまでには3カ月の期間を置く必要があり、各社が金融監督管理委員会(金管会)保険局の審査を通りやすい商品を発売したことが不振の一因とみられる。こうした商品は内部収益率(IRR)が2%余りで、銀行の人民元建て預金金利(3%前後)を下回り、商品としての競争力を欠いている。
このため、2件目の商品を発売したのは、新光人寿保険と全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ、TGL)の2社だけで、残る6社は後続の商品を発売していない。
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