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クアンタの15年ノートPC出荷、3年ぶり5千万台回復も


ニュース 電子 作成日:2014年9月15日_記事番号:T00052686

クアンタの15年ノートPC出荷、3年ぶり5千万台回復も

 ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)は来年、華碩電脳(ASUS)、宏碁(エイサー)、ヒューレット・パッカード(HP)にとって最大のノートPC受託生産パートナーとなる他、アップルのノートPC「Macbook」シリーズの9割以上も手掛ける見通しから、出荷台数は3年ぶりに5,000万台の大台回復が狙えると証券会社はみている。15日付蘋果日報が報じた。

 クアンタは来年、ノートPC出荷で2,000万台を目指すエイサーから約5割を受注。1〜2割受注の今年より600万台以上の出荷増が見込める。またHPからは既に生産委託確定分7割のうち約4割を受注している。

 クアンタは2011年の出荷台数が5,580万台、12年は5,380万台と5,000万台以上を維持していたが、昨年はPC市場の低迷により4,310万台へと大幅に減少した。同社は今年、前年比5〜10%増、4,500万台以上を目指しており、1〜8月の累計出荷が前年同期比14.4%増の3,090万台に達していることから、目標達成はほぼ確実とみられる。