ニュース 電子 作成日:2014年9月15日_記事番号:T00052690
米アップルが先ごろ、スマートフォン新機種、iPhone6とiPhone6プラスに近距離無線通信規格「NFC」機能を搭載し、同機能を使ったモバイル決済サービス「アップルペイ」を提供すると発表したことを受け、オランダのNXPセミコンダクターズやオーストリアマイクロシステムズなど関連チップのサプライヤーが台湾積体電路製造(TSMC)に相次いで追加発注を行っており、同社8インチウエハー工場は第4四半期、フル稼働が続く見通しとなっている。15日付電子時報が報じた。
業界関係者によると、iPhone6に内蔵されるNFCチップやチップアンテナ、決済取引のセキュリティー用チップなどのほぼ全てがTSMCの8インチ工場で生産されており、同工場は第4四半期、稼働率が100%を超える可能性が非常に高いとみられる。
台湾のIC設計業者は今年、一貫して8インチ工場の生産能力不足に悩まされているが、同問題は当面、解消が困難な状況だ。また電子時報は、TSMC8インチ工場のフル稼働は12インチ工場や6インチ工場にも影響を及ぼすと指摘している。
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