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台北大安区で住宅価格下落、金融危機以降で初めて【表】


ニュース 建設 作成日:2014年9月16日_記事番号:T00052709

台北大安区で住宅価格下落、金融危機以降で初めて【表】

 不動産仲介会社の5割を会員とするマッチングサイト、吉家網不動産の統計によると、台北市大安区の第2四半期中古住宅価格が1坪当たり90万台湾元(約320万円)と、前年同期比2.28%下落した。同区での住宅価格下落は、2008年の世界金融危機以降で初めてだ。16日付経済日報が報じた。

 統計によると、台湾6都市約80の主要行政区のうち、平均坪単価が下落したのはわずか6区。新北市淡水区の5.56%、台中市西区の2.45%に続き、大安区の下落率は3番目に大きかった。4位以下は▽台北市中山区、2.04%▽新竹市、0.66%▽新北市泰山区、0.16%──。

 李同栄・吉家網董事長は大安区の住宅価格下落について、政府による高級住宅に対する税務調査、融資制限によって模様眺めムードが広がり、高価格物件の取引量が急減したためと指摘した。景気反転のサインと解釈するにはまだ早いと付け加えた。