ニュース 電子 作成日:2014年9月16日_記事番号:T00052715
英デーリー・メールが先ごろ、アップルのスマートフォン「iPhone」を生産する鴻海科技集団(フォックスコン)の中国・深圳工場(広東省)で2010年以降、電子パネルの洗浄に使用する化学薬品を主因として、少なくとも13人の若い労働者(19〜24歳)が白血病と診断され、うち5人が死亡したと報じたことを受け、鴻海は同紙に対し、「1週間以内に証拠を提示しなければ告訴する」と表明した。鴻海の深圳工場はiPhoneの生産を初代機種から手掛ける重要拠点。16日付蘋果日報が報じた。
報道を受けて鴻海は「当グループでは何年も前から(発がん物質の)ベンゼンやノルマルヘキサンの使用、購入を全面的に禁止している」と説明。その上で中国には人口10万人当たり3〜4人の白血病患者が存在するが、08〜14年の平均従業員数が約39万人の深圳工場区における白血病罹患(りかん)率は全国平均をはるかに下回るなどと反論した。
また調査の結果、白血病と診断された従業員は異なる生産ラインに従事しており、担当業務や職責も異なることが分かっており、中にはまったく化学物質と接触を持たない者もいたと強調した。
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