ニュース 電子 作成日:2014年9月17日_記事番号:T00052731
ネットワーク機器大手、中磊電子(サーコム)の王煒総経理は16日の業界フォーラムで、台湾業界は第4世代移動通信システム(4G)LTEのうちFDD−LTE(周波数分割複信)技術に偏重していれば、5G時代に置いてきぼりを食らうと警鐘を鳴らした。17日付蘋果日報が報じた。
王総経理は、FDD−LTE技術は欧州の主流だが、TD−LTE(時分割複信)技術は中国、日本、米国の標準規格で、勢力も強いと指摘。台湾が業界標準を定め、5G発展を見越すのならば、TD−LTE技術を選ばなければ、ネットワーク産業の競争力が失われると警告した。
王総経理はまた、国家通訊伝播委員会(NCC)が昨年発給した4G免許はFDD−LTE技術が中心で、来年の第2弾発給でも周波数帯域幅190MHz(メガヘルツ)のうちTD−LTEは50MHzにすぎないと指摘。政府はトレンドを曲解せず、合理的に割り当ててほしいと呼び掛けた。王総経理によると、台湾のTD−LTE周波数割り当ては10%未満だ。
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