ニュース 食品 作成日:2014年9月17日_記事番号:T00052732
屏東県在住の男性が長年、飲食店から出た廃油が食用油の原料として再利用されている実態を県政府に何度も告発したにもかかわらず、県政府が取り合わなかったことが明らかになり、曹啓鴻屏東県長(民進党)は16日、記者会見で謝罪した。17日付蘋果日報が伝えた。
曹県長(前)は事件発覚後13日目にやっと公の場に姿を現した(16日=中央社)
曹県長は6週間以内に県内の違法工場の全面検査を行うとともに、11月1日付で環境保護局、衛生局、地政処、農業処、城郷(都市)発展処のトップが辞任することも明らかにした。
男性は今回の廃油ラード事件で逮捕された郭烈成容疑者(32)の違法工場を告発したが、県政府から反応がないことから、自ら証拠集めを行って県外で郭容疑者を告発し、事件発覚のきっかけとなった。
曹県長は、「県政府の職員は(告発者の)男性を師として仰ぐべきだ」と述べたが、男性本人は「事件は一段落した。自分は既に屏東を離れており、この件にはもうコメントしたくない」と話した。
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