ニュース 運輸 作成日:2014年9月18日_記事番号:T00052753
近年、台湾の若いパイロットが引き抜きに遭うケースが増えている。約2倍の給与や充実した休暇制度といった条件の良さに引かれ、海外の航空会社に移籍する人材が後を絶たないようだ。18日付工商時報が報じた。
交通部民用航空局(民航局)の統計によると2013年時点の台湾籍パイロットは945人で、うち600人以上は年間飛行時間が1万時間を超えている。また50歳以上が全体の40%を超えており、今後10年で大規模なリタイアが見込まれる。
台湾の航空会社から韓国の航空会社へ移籍したあるパイロットは、移籍後の就労環境と報酬について「比較にならない(ほど台湾より優れている)」と語り、「台湾の航空業界が人材を重視しならなければ、若いパイロットの流出はますます増える」と警告した。
世界でパイロット不足が生じる中、台湾初の飛行訓練センター「安捷飛航訓練中心(APEXフライトアカデミー)」が今月24日に開設され、訓練生の募集を開始する。同センターではプライペートジェットやビジネスジェット用パイロットを年間100人近く養成する計画だ。
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