ニュース 機械 作成日:2014年9月18日_記事番号:T00052759
工業用ミシン世界シェア4位の高林(SIRUBA)は、昨年桃園県で購入した工場の改築を6月から進めており、来年第3四半期にも稼働するとの見通しを示した。ミドル~ハイエンド工業用ミシンの生産拠点とし、年産能力は24万台に上る見通しだ。18日付工商時報が報じた。
高林は中国の人件費高騰を受けてUターン投資を決め、PCBメーカーの統盟電子(Tマック・テックベスト)から土地2,100坪と工場棟を4億台湾元(約14億円)で購入。設備などの購入を含め総投資額は6億~7億元を予定している。
なお高林は2011年に包括提携を締結した工業用ミシン世界最大手のJUKI(本社・東京都多摩市、清原晃社長)向けにロックミシンの受託生産を手掛けているが、今年からハイエンド・ロックミシンにも受注を拡大。現在、南カン(カンは山の下に坎)工場で一部製品の試験生産を行っているが今後、桃園工場に生産を移転する予定で、最大で月に4,000台のハイエンド製品を生産する見通しだ。
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