今月12日に行われた立法委員選挙で台北市2区から立候補したものの、選挙直前に暴露されたスキャンダルでイメージダウンし、落選した民進党の現職、王世堅立法委員が、とうとう海に身投げした!
勢いで言ったことだが、約束を守って男を上げた。「国民党は公約も知らん顔だ」という批判も忘れなかった(28日=中央社)
といっても、これは落選を悲観したからではない。王立委は立委選で「国民党が台北市で8議席を独占したら、海に飛び込んでやる」と宣言。選挙の結果、国民党が8議席を獲得したことから、王立委が約束をほごにせず本当に飛び込むのかどうかが注目されていた。
王立委は28日午前11時頃、夫人や友人と共に台北県三芝郷の浅水湾に到着。しょうが湯で体を温めた後、午後12時20分、潜水コーチ2人と水上バイクに乗って海上に出た。岸から約50メートル離れた水深2メートルほどの地点で水上バイクを止め、両手を動かしてウォーミングアップ。と、そのとき、突然大波が押し寄せたため、王立委は前のめりによろめき、平衡を保とうとしたものの足が滑ってドボン!ぶざまに海中に落ちてしまった。
約2分半、浮き沈みしながら海の水を腹いっぱい飲み込んだ王立委は、水上バイクに引き上げられて岸へ。こうしてお騒がせ議員の「身投げショー」は、約20分で呆気なく幕を下ろした。
寒冷前線も弱まり、海水温度も15度前後あったとはいえ、岸へ上がった王立委は「寒くて死にそうだ」と震えっぱなし。「2台の水上バイクの間に立って海に向かって一声叫んでから、カッコよく海に飛び込むつもりだったんだが」と苦笑しつつ、「自分の言ったことに責任を持つのが台湾人の精神だ」と公約を実行したことをアピールした。