ニュース 電子 作成日:2014年9月18日_記事番号:T00052760
長年にわたる開発が進んでいるワイヤレス充電技術は既に一部のモバイル機器で導入が進んでいる。しかし、期待されていたアップルのスマートフォン新機種「iPhone6」および腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「アップルウオッチ」への搭載が見送られるなど、大量出荷が見込める人気機種への搭載がなく、台湾のワイヤレス充電モジュールメーカーからは「本格的に普及が進むのは早くても来年以降で、今年は利益獲得が難しい」との嘆きが聞かれる。18日付電子時報が報じた。
台湾のIC設計業者は、今回アップルがワイヤレス充電技術の採用を見送ったことについて、金属筐体との相性の悪さが主因と指摘。ワイヤレス充電用チップは金属筐体と組み合わせた場合、通信に問題が生じるため、金属筐体が主流となっているモバイル製品市場で同技術が短期内に普及が進む見込みは低いという。
ただ、台湾のワイヤレス充電モジュールメーカーは「モバイル機器において同技術が次世代の主流となることは間違いない。普及時期が早いか遅いかの違いだけだ」と強調している。
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