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ASUSのゲーム用PC、今年は出荷50%増目標


ニュース 電子 作成日:2014年9月18日_記事番号:T00052769

ASUSのゲーム用PC、今年は出荷50%増目標

 華碩電脳(ASUS)は17日、ゲームユーザー向けデスクトップパソコンのミドルエンド新製品「ROG G20」を発売した。価格は約3万4,900台湾元(約12万5,000円)。ASUSは同カテゴリー製品でこれまで1,500〜2,000米ドルのハイエンド機種に注力してきたが、コストパフォーマンスを重視する消費者の需要に応じ、699〜1,499米ドルの製品展開を拡大しており、今年は前年比50%増となる1万5,000台の出荷も可能と見込む。18日付工商時報が報じた。


ROG G20は今年の台北国際電脳展(コンピューテックス)の「ベスト・チョイス・オブ・ザ・イヤー」の金賞に輝いた逸品だ(ASUSリリースより)

 ASUSは現在、台湾デスクトップPC市場でシェア約50%を占め首位に立っているが、ゲームユーザー向け機種に限定した場合、そのシェアは70%に達する。また同社は今年、デスクトップPC出荷に占めるゲーム用機種の比率が30%へと、昨年の10%から拡大するとみている。

 林福能・華碩聯合科技総経理は、「競合他社が相次いで新機種を発売しているが、当社は高い市場シェアと幅広い製品ラインアップにより出荷台数を伸ばしている」と説明。平均販売単価(ASP)についても「市場では10%低下するとの観測が出ているが、昨年水準を必ず維持する」と強調した。