ニュース 社会 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052775
台北市が生ごみの処理を委託している苗栗県の堆肥工場が今年5月、同県政府から悪臭問題で操業中止を命じられた結果、台北市では生ごみの回収ができなくなる危機が迫っている。19日付聯合報が伝えた。
台北市の生ごみは焼却処理場の貯蔵溝に一時保存され、乾燥させた上で、堆肥工場に引き渡されている。しかし、このままでは4カ月後には焼却処理場の収容能力が限界を迎える。
台北市政府の張其強報道官は「他の堆肥工場を選択することも可能で、苗栗県の工場が操業を再開できなければ、環境保護局が再入札を実施することになる」と説明した。
一方、行政院環境保護署(環保署)は生ごみ処理方法の一策として、新北市八里区にある汚水処理場で利用されていない消化槽を使い、台北市と新北市で出る生ごみを発酵させ、試験的に発電燃料のメタンガスを生産することを計画していたが、最近中止になった。
台北市の呉盛忠・環境保護局長は「前進の機会を失った」と残念がった。
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