ニュース 金融 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052784
中央銀行の18日発表によると、市中銀行の対中債権のうち、最終融資先に基づき集計した最終リスク残高は6月末時点で926億5,484万米ドルに上り、過去最高を更新した。1年で約2.4倍に増えた。早ければ9月末にも1,000億米ドルを上回ると予想されている。19日付経済日報などが報じた。
中銀関係者は対中債権拡大の要因として▽中台間の貿易と投資が緊密化していること▽台湾の銀行による中国への拠点開設▽台湾の銀行が人民元預金を集めた後、中国銀行台北支店に再預金していること──を挙げた。
なお対中債権のうち、直接融資による直接リスク残高は520億2,348万米ドルと500億米ドルの大台を突破し、過去最高を更新した。最終リスク残高と400億米ドル余りの開きがあることについて中銀関係者は、中国銀行台北支店は台湾にあるため、直接リスク残高に含まれないものの、最終的な資金が中国に流れており、最終リスクが中国に属することが主な理由と説明した。
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