ニュース 医薬 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052786
台湾の廃油ラード事件が世界的に報道された結果、事件とは無関係の台湾製フェースマスクがとばっちりを受け、イタリアの取引先から発注中止を通告されたことが分かった。19日付蘋果日報が伝えた。
「タイムレス・トゥルース」というブランドでフェースマスクを生産している波特嫚国際生物科技(コテマイン・インターナショナル・バイオテクノロジー、高雄市前鎮区)によると、イタリアの顧客からの電子メールは、廃油ラード事件の報道内容と結び付ける内容だったという。
波特嫚の李昆霖総経理は「相手はイタリアで重要な流通業者で、1年にわたり商談を続けてきたが、合意を目前に控えた段階でメールを受け取った」と話した。李総経理は返信で、食品と化粧品は異なる点を説明し、検査報告を添えて、理解を求めたという。
李総経理は「この注文がなくなったことは小さな話だが、廃油ラード事件で欧州市場が台湾製品を敬遠すれば、国家イメージと輸出産業にとっては大きな問題だ」と訴えた。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722