ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052790
自動車用ライトの堤維西交通工業(TYCブラザー・インダストリアル)は台湾内外で生産能力の拡充を進めており、今後2年で100億台湾元(約360億円)の増収を目指す。19日付工商時報が報じた。
TYCは台南科技工業区(南科工)第3工場建設に着手しており、生産額は年間20億〜30億元となる見通し。既存の南科工第1工場の生産ラインを移管する。第1工場は今後、受注が増すアフターマーケット(AM)向けを手掛ける。
また、TYC傘下の儒億科技は18日、南科工の新工場建設に着工した。来年第4四半期に稼動予定。投資額は6億元。生産能力は既存の麻豆工場(台南市)の1.5倍以上で、生産額は年間20億元以上を見込む。
海外では、儒億科技はインドネシアの自動車販売最大手、アストラ・インターナショナルと共同出資したジャカルタ工場が今年4月に稼動し、日系、地場ブランドのOEM(相手先ブランドによる生産)を手掛けている。今後は5億元以上の年間売上高を見込む。マレーシアでは自動車大手、プロトンに9月から毎月3,000セットを供給する見通しだ。早ければ今年末にもマレーシアでの工場建設計画に着手する。
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