ニュース 電子 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052791
華碩電脳(ASUS)や宏碁(エイサー)がインドや中国、中東などの新興市場での製品展開を加速している。19日付工商時報などが報じた。
ASUSは、スマートフォン「ZenFone」シリーズが各国で人気を博しており、特に4.5インチ版ZenFone4を投入したインドで同社は第3四半期のスマホ販売台数が20万台(市場シェア1~2%)を超える見通しだ。さらに第4四半期は50万~60万台まで拡大し、年末までにシェア上位10位以内、来年は5位以内を目指す考えだ。
中国市場については、同国移動通信キャリア大手、中国移動通信(チャイナ・モバイル)向けにカスタマイズした5インチ、5.5インチのZenFone2機種を第4四半期に投入すると観測されており、第4世代移動通信規格(4G)対応機種への買い替え商機を狙う。その他ブラジルでも10月にZenFoneを発売するとされる。
一方エイサーは、来月12~16日にアラブ首長国連邦・ドバイで行われる中東最大の情報通信技術の展示会「GITEX2014」終了後に同国で相次いでパソコン新機種を発売する予定だ。エイサーは同国でのPC市場シェアが昨年9.5%、今年上半期は15.7%に上昇しており、今年通年では18%も視野に入れる。来年第1四半期には4G対応スマホの導入も予定している。その他、11月には中東、アフリカで腕時計型ウエアラブル(装着型)端末「Liquid Leap」を発売予定だ。
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