ニュース 電子 作成日:2014年9月19日_記事番号:T00052793
液晶パネル用偏光板メーカー、奇美材料科技(チーメイ・マテリアルズ・テクノロジー)と明基材料(BenQマテリアルズ)では、6年ぶりの円安水準を受けて日本から輸入している材料の調達価格が低下し、材料コストが低減できる見通しだ。両社では材料費がコスト全体の6割を占め、さらに材料の多くを日本からの輸入に頼っているため、下半期は大幅な利益改善が見込まれる。19日付工商時報などが報じた。
証券会社は、奇美材料の場合、対米ドルで1%円安が進行すると粗利益率が0.6ポイント上昇するとの見方を示し、第3四半期の為替差益は5,000万~6,000万台湾元(約1億8,000万~2億2,000万円)に上ると試算した。
また同社が中国・江蘇省昆山市で着工した新工場の設備の多くは日本メーカーから調達するため、こちらも円安の恩恵を受けて設備購入コストの低減が図れると指摘した。
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