ニュース その他製造 作成日:2014年9月22日_記事番号:T00052814
工業用紙大手、栄成紙業は19日、中国の子会社を通じ、湖北省荊州市に工場を新設すると発表した。投資額は8,370万米ドル。高級段ボール板紙などを主に手掛け、年産能力は150万トンを計画する。2期に分けて完成する予定で、第1期(年産能力85万トン)は2017年、第2期は20年に稼働予定だ。20日付工商時報が報じた。

栄成紙業はここ2年で中台の生産能力拡充を進めている。昨年11月には37億5,000万台湾元(約140億円)を投じ、二林工場(彰化県)の老朽化した製紙機械をコジェネレーションシステムに変えると発表。今年7月には中国浙江省の子会社、浙江栄成紙業の第3期生産ライン拡張に1億5,000万米ドルを投じると決定した。二林工場の設備変更は15年末に終了し、浙江栄成紙業の第3期生産ラインは16年初めに量産入りする計画だ。湖北新工場が完成する20年には、栄成紙業の中台における工業用紙の生産能力は400万トンに達する見通しだ。
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