ニュース 電子 作成日:2014年9月22日_記事番号:T00052822
20日付工商時報が電子デバイスの修理を手掛けるiFixitの分解レポートを基に報じたところによると、米アップルが19日発売したスマートフォン新機種「iPhone6」および「iPhone6プラス」において、ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は「A8」プロセッサーのみならず、その他多くのチップの受託生産も手掛けていることが明らかとなった。両機種は世界的に好調な売れ行きを見せていることから、証券会社はTSMCは来年第1四半期まで業績好調が続くとの見方を示している。
iFixitによると、iPhone6/6プラスに搭載されたA8プロセッサーはTSMCの20ナノメートル製造プロセスを採用して生産されている他、▽第4世代移動通信規格(4G)ベースバンドチップ▽A8プロセッサーの電源管理IC▽6軸ジャイロスコープ▽Retina(レティナ)ディスプレイの液晶ドライバIC──もTSMCが手掛けているという。
なおiPhone6の販売好調を受け、同製品のねじ用にチタン線材を供給する中国鋼鉄(CSC)の子会社、中鋼精材は200トンに上る受注を獲得したもようだ。
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