ニュース 電子 作成日:2014年9月22日_記事番号:T00052823
中国の電子商取引最大手、阿里巴巴集団控股(アリババ・グループ・ホールディング)が19日、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場し、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は同日、公募価格の1株当たり68米ドルで同社の株式117万5,000株を子会社を通じて取得したと発表した。出資額は7,990万米ドルで出資比率は0.05%。20日付経済日報などが報じた。
アリババの株価は19日終値93.89米ドルと、38%上昇した(19日=中央社)
メディアテックは、アリババは中国の電子商取引最大手であり、その業務内容をよく理解していることから出資を決めたと説明。単なる投資目的だと強調した。
メディアテックはアリババの自社ブランド携帯電話にICチップを供給しており、以前から提携関係にある。アリババは傘下にインターネットショッピングモール「淘宝網(タオバオワン)」、「天猫商城(TMALL)」などを抱え、両社はモノのインターネット(IoT)分野に提携範囲を拡大するとの見方が浮上している。
一方、生命保険大手の国泰人寿保険(キャセイライフ)はアリババの株式42万8,588株(2,914万3,984米ドル)を、富邦人寿保険は42万5,000株(2,890万米ドル)を取得したと発表した。台湾人寿保険は10万株未満を取得したとみられる。
台湾株式市場でも▽電子商取引▽物流▽第三者支払いサービス▽クラウドサーバー──関連株価が19日、全面的に上昇した。
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