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台湾大卒のエリート会計士、元恋人を路上で刺殺


ニュース 社会 作成日:2014年9月23日_記事番号:T00052830

台湾大卒のエリート会計士、元恋人を路上で刺殺

 台北市南京東路五段の路上で22日早朝、出勤しようとした保育実習生の女性、林佩真さん(22)が元恋人の張彦文容疑者(29)にナイフで刺され、死亡する事件が起きた。張容疑者は林さんに再び交際するよう求めたが聞き入れられず、腹を立てて凶行に及んだとされる。23日付蘋果日報が報じた。


張容疑者は犯行前夜にフェイスブックで「3,000年後に生まれ変わってまた会おう」などと書き込んでいた(22日=中央社)

 張容疑者は台湾大学卒業後、大手会計事務所に就職したエリートで、林さんとは今年3月にインターネットの交流サイト、フェイスブックを通じて知り合った。

 その後2人は恋愛関係となり、今年6月に台中教育大学幼児教育系を卒業した林さんは、張容疑者の住む台北市にある台湾大学付設幼稚園での実習を選択し、同棲生活を始めた。

 人もうらやむほど仲の良いカップルだったが、付き合いが深くなるにつれ、張容疑者の激高しやすい性格が明らかとなっていった。さらに今月初め、2人で日本へ旅行に出かけた際、張容疑者はホテル内で林さんの裸を撮影。口論となった際、張容疑者は林さんに平手打ちを加えたという。

 林さんはこれをきっかけに張容疑者との関係を絶つことを決意。何度も謝罪して引き留めようとする張容疑者だったが、今月15日には態度を一変させ、裸の写真を使って脅し、よりを戻すよう迫った。

 これも拒絶されたことから張容疑者はきのう午前7時ごろ、刃渡り30センチメートルのナイフを持って出勤する林さんを待ち伏せ。彼女が現れたところで自殺すると脅して再度交際するよう要求した。しかしこれが無視されると張容疑者は突如、ナイフで林さんを襲い、首や胸、腹などを40回以上を刺し、死亡させた。

 林さんを刺した後、張容疑者はその場で自らの頭部や首を切り付け自殺を図ったが死に切れず、駆け付けた警官に取り押さえられた。