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8月輸出受注5.2%増、年内はiPhone6効果【図】


ニュース その他分野 作成日:2014年9月23日_記事番号:T00052833

8月輸出受注5.2%増、年内はiPhone6効果【図】

 経済部統計処が22日発表した8月の輸出受注は前年同月比5.2%増の382億1,000万米ドルで、8月としては過去最高で、前年同月を7カ月連続で上回った。経済部は、アップルの新スマートフォン、iPhone6とiPhone6プラスが台湾のサプライチェーンに商機をもたらし、年内の輸出受注は毎月400億米ドルを超えると予測。通年では4,500億米ドルに達し、5年連続で過去最高を更新するとの見方だ。23日付経済日報などが報じた。

 8月の輸出受注額は電子製品、情報通信製品、機械製品が同月として過去最高だった。

 電子製品は前年同月比12.6%増の97億6,000万米ドルで、15カ月連続の成長だった。モバイル端末の新製品発売や需要期入りでファウンドリー、IC設計、パッケージング・テスティング(封止・検査)、DRAMメーカーの受注が旺盛だった。

 情報通信製品は前年同月比5.1%増の94億2,000万米ドルだった。主にノートパソコンの需要回復が貢献した。

 機械製品は18億5,000万米ドルで前年同月比17.4%増と、5カ月連続の2桁成長だった。世界経済の回復により生産設備の需要が増えた。

 一方、液晶パネルなど精密機器製品は28億1,000万米ドルで前年同月比1.4%減と、16カ月連続のマイナス成長だった。ただ、中国・香港からの受注が1年ぶりに増加に転じたことで、減少幅は縮小した。