ニュース 運輸 作成日:2014年9月23日_記事番号:T00052836
新竹市政府は22日、新竹漁港(南寮漁港)の南側を中台直航の大型貨客船が停泊できるよう整備する計画を発表した。新竹市は台湾本島の中で中国に最も近い。港湾整備により海上輸送距離が17%短くなり、新竹科学工業園区(竹科)で生産された半導体などの電子部品や、農産物の対中輸送コストの低減を見込む。23日付工商時報が報じた。
許明財・新竹市長(左2)は、中国市場向け貨物輸送拠点として、外資の呼び込みも期待できると述べた(新竹市リリースより)
同計画は先週、交通部から行政院に送られた。行政院の承認、関連法規の改正を経て、新竹市政府がBOT(建設・運営・譲渡)方式で開発業者を募る予定だ。
同計画によると、新竹漁港の南側に貨客輸送専用区として、ばら積み貨物船、貨客船、RO−RO船、港内艇の埠頭(ふとう、9.37ヘクタール)や埋め立て地(54.12ヘクタール)を設ける。周辺施設とともに、漁業、観光、レジャーの多機能港とする。投資額は44億台湾元(約160億円)。
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