ニュース 運輸 作成日:2014年9月23日_記事番号:T00052840
交通部は22日、台湾高速鉄路(高鉄)の財務問題について、改善プランを来月発表するとした上で、事業権の延長など詳細については「依然、検討中」とコメントした。一方で、「運賃は必ず値下げする」と強調し、早ければ来年初めにも実施する方針を示した。23日付工商時報などが報じた。
葉交通部長は23日、高鉄が永続的に経営できるよう改善プランを検討すると述べた(23日=中央社)
今回の運賃値下げについて下げ幅が20%に上るとの観測が出たが、交通部関係者はこれを否定。葉匡時交通部長は今年5月、「高鉄の財務プランが始動すれば、値上げ前の運賃に戻すことが可能」と語ったことから、値下げ幅は1割程度になるとみられる。
なお同日付聯合報は値下げ後の運賃(普通車指定席)について、▽台北〜左営(高雄)、1,490台湾元(約5,400円、現在1,630元)▽台北〜台南、1,350元(現在1,480元)▽台北〜台中、700元(現在765元)▽台北〜新竹、290元(現在315元)▽台北〜桃園、160元(現在175元)──と予測している。
また現行の運賃調整制度について交通部は、「より多様な値下げが可能となるよう見直す必要がある」と指摘した。
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