ニュース 家電 作成日:2014年9月23日_記事番号:T00052846
フィギュア・模型から医療、航空・宇宙など幅広い分野で応用が見込まれることから、高い将来性に注目を集める3D(3次元)プリント技術について23日付電子時報は、材料の多様化とコスト低減、およびプリント速度の向上が本格的な普及に向けて重要な鍵を握ると指摘した。
3Dプリントには粉末状の原料が使用されるが、金属の粉末化には高いコストがかかる。現在、英メタリシスはケンブリッジ大学が開発した方法を利用して3Dプリントの材料となるアルミ粉末の生産コストを通常の4分の1に削減するなど、一部企業や研究機関が研究開発(R&D)を進めている。
また、米オークリッジ国立研究所は、1ポンド(約454グラム)1〜10米ドル程度の熱可塑性樹脂ペレット(粒)にガラスとカーボンファイバーを加えることで材料を強化し、プリント速度も200〜500倍に向上させる3Dプリンターを2015年に発表する予定だ。
またグーグルと共同でスマートフォン・モジュール化プロジェクト「Ara」を進める3Dシステムズも、既にプラスチック射出成形を上回る速度の3Dプリント生産ラインを設計したと表明している。
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