ニュース 食品 作成日:2014年9月24日_記事番号:T00052869
オーストラリアから牛の脂肪を原料とする食用油脂を輸入している業者は、オーストラリア政府の検疫証明書で食用の可否を明示する措置を取った。消費者の不安を解消する取り組みとして注目される。24日付聯合報が伝えた。
牛の食用油脂は現在、食用、飼料用、工業用として輸入されており、品質上は精練度に差がある。食用として輸入する場合、これまではオーストラリア側の公証業者が食用である旨を証明した報告書を添付し、衛生福利部食品薬物管理署(TFDA)による検査を経て、輸入許可が下りる仕組みだった。ここに「食用」、「非食用」の区別を明記したオーストラリア政府の検疫証明書を添付することで安全性への信頼を高めた。
今回の措置は、飼料用油脂と食用油脂が混載コンテナで輸入されている現状などから、悪質業者が飼料用油脂を原料に食用油を生産しているのではないかとの懸念が消費者の間で高まったことを受けた措置だ。
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