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韓国・カナダがFTA調印、台湾自動車部品業に打撃


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年9月24日_記事番号:T00052871

韓国・カナダがFTA調印、台湾自動車部品業に打撃

 韓国とカナダが23日、自由貿易協定(FTA)に署名したことを受け、経済部は、対カナダ輸出品目が韓国と重なる自動車部品業界に打撃が大きいとの見方を示した。24日付工商時報が報じた。

 カナダは現在、自動車部品の輸入時に最高8%の関税を課しているが、韓国はFTA発効後3年以内に関税が撤廃される見通しで、台湾より優位になるとの見方だ。

 なお、台湾のカナダへの輸出は自動車部品の他、▽半導体▽携帯電話を含む電話機▽ビデオ・スクリーン▽ねじ・ナット──など。

 経済部は、韓国は2004年のチリとのFTA発効以降、平均2~3年で次のFTAに署名していると指摘。立法院で中台のサービス貿易協定の承認、中台協定監督条例の成立を急ぐことが、台湾の地域統合の参加に有利に働くと指摘した。