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食品安全事件、遡及処罰を検討へ


ニュース 食品 作成日:2014年9月24日_記事番号:T00052872

食品安全事件、遡及処罰を検討へ

 邱文達・衛生福利部長は23日、立法院で代表質問に答え、食の安全を脅かす事件が頻発していることに関連し、今後の法改正では、過去にさかのぼる遡及(そきゅう)処罰の導入を法曹界と検討していく考えを示した。24日付聯合報が伝えた。


江宜樺行政院長(中)は廃油ラード事件をめぐり職務怠慢のあった政府関係者の処分を来週に行うと述べた(23日=中央社)

 また、衛生福利部の王哲超報道官は、現在法曹界と食品安全衛生管理法の改正方向について協議を進めているとした上で、▽関係官庁に処罰を先送りさせた上で、新法発効後に重罰を下す▽過去の事件にも遡及処罰を適用し、既に処罰を受けた悪質な業者にも新法を適用する──ことが検討課題になっていることを明らかにした。

 このほか、食用油の不当表示で食の安全性を認証する「GMP認証」と台湾製優良製品を示す「MIT微笑標章」を昨年取り消された正義食品のサイトにMIT標章が現在も表示されているとの指摘が立法委員からあった。これを受けて同社は、管理に不手際があったとして、サイトからMIT標章を取り下げた。