ニュース その他製造 作成日:2014年9月25日_記事番号:T00052893
世界第9位のタイヤメーカー、正新橡膠工業は、中国・江蘇省昆山市の自動車走行試験場が2012年に完成した後、新車用タイヤの走行テストが工場に近い場所で可能となったことから納期が30%短縮され、受注の大幅増につながっている。来年は世界8位に地位を上げると見込まれている。25日付蘋果日報が報じた。
羅董事長は中国における自動車メーカーの標準装備タイヤへの同社浸透率は今年13%まで上昇すると予測した(24日=中央社)
50億台湾元(約180億円)を投じて建設された正新橡膠の昆山・自動車走行試験場は、自動車を時速260キロメートル以上まで加速させられる全長4.5キロのサーキットを備える他、濡れた路面、凍った路面など多様な道路状況下でタイヤのグリップ力(摩擦力)、騒音、耐用性などをテストすることができるため、多くのブランドが発売前の車両テストを行っているという。
なお羅才仁董事長は今年の経営見通しについて、タイヤのオファー価格下落が落ち着き、さらにスズキからの受注が増えているため第4四半期業績の押し上げが期待できると語った。
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