ニュース 医薬 作成日:2014年9月25日_記事番号:T00052894
原薬大手の台耀化学(フォルモサ・ラボラトリーズ)は24日、高活性原薬工場の拡張工事に着工した。細胞毒性を持つ抗がん薬の生産能力は3倍増、ビタミンD誘導体は倍増する見通しだ。抗体薬物複合体(ADC)の生産ラインも新設する。2016年第3四半期に量産する計画だ。投資額は6億台湾元(約22億円)。25日付工商時報が報じた。
高活性原薬工場の着工式典。同社は今年、粗利益率の高い原薬の受注が旺盛だ(同社リリースより)
台耀は現在、コレステロール低下薬とリン酸塩吸着剤の需要が最も強く、既存の生産ライン3本では不足で、新ラインを来年初めに稼動させる予定だ。4本で生産能力は400〜500トンに達する見通しで、世界需要の約600トンから計算すると、台耀は来年、同製品のシェアが約8割に上る見込みだ。
中国進出については、台耀と台湾の製薬会社、中国の原料サプライヤーの合弁計画が近く決まる見通しだ。台耀の持ち株比率は35%の予定。同工場は16年完成を見込む。
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