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ラクスジェンのEV、バッテリーのレンタル開始


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2014年9月25日_記事番号:T00052898

ラクスジェンのEV、バッテリーのレンタル開始

 自動車大手、裕隆集団傘下の裕隆汽車(ユーロン・モーター)の自社ブランド「ラクスジェン(LUXGEN)」は24日、電気自動車(EV)「MPV EV+」でバッテリーのレンタル方式を採用した。レンタル料金は1カ月1万台湾元(約3万6,000円)。バッテリーを分離販売することで200万元以上だった本体価格を128万8,000~130万元に抑え、購買意欲を刺激したい考えだ。25日付工商時報が報じた。

 EVはガソリン車に比べ割高だったが、バッテリーのレンタル方式採用で価格差を10万元以内に抑えた。また、EVのバッテリーは最大容量が少しずつ減少するため、それに伴い走行距離が短くなることが問題視されているが、レンタル方式であれば心配は無用だ。

 裕隆汽車は、ラクスジェン、「tobe(酷比)」の両自社ブランドから5種のEVを販売。三義工場(苗栗県)に専用の組み立て生産ラインを設けている。早ければ2016年にも出資している中国の東風裕隆汽車(東風ユーロン・モーター)で「MPV EV+」を量産する計画だ。