ニュース 電子 作成日:2014年9月25日_記事番号:T00052903
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)は、ウエアラブル(装着型)端末やモノのインターネット(IoT)商機を有望視し、8インチウエハー工場の生産能力増強を加速している。25日付経済日報が報じた。
同社は、ウエアラブル端末やIoT商機で、▽アナログIC▽液晶ディスプレイ(LCD)ドライバIC▽イメージセンサー▽パワーマネジメント(電源管理)IC▽微小電子機械システム(MEMS)──などの需要が急増し、8インチ工場はフル稼働が続いている。今後も成長が続くと見込み、台湾工場だけでなく、傘下の和艦科技(HJTC、中国・江蘇省蘇州市)の8インチ工場も拡張している。和艦の月産能力は5万枚から来年6万枚に増える予定だ。
同社主管は、28ナノメートル製造プロセスは他社に遅れを取り、モバイル端末の急成長による商機を取り逃したが、今年28ナノ高誘電率膜・金属ゲート(HKMG)プロセスの良品率が大きく向上したと強調。来年の顧客の需要に応えられるよう、董事会でクリーンルーム拡張の追加予算を決議したと話した。同社は来年、顧客の聯発科技(メディアテック)、ブロードコム、クアルコムの大口受注で、28ナノプロセスの売上高構成比が10%以上に倍増する見通しだ。
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