ニュース 医薬 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052917
彰化県を拠点に台湾各地で総合病院を展開する秀伝医療集団の黄明和総裁と3人の娘が、設立した中間業者を使って安価で仕入れた医薬品をグループ病院に高値で転売する手口で差額を稼ぎ、さらに健保給付を請求していた疑いが強まり、検察当局は25日、背任などの疑いで黄総裁ら関係者の事情聴取を行い、関係先14カ所を家宅捜索した。26日付聯合報が報じた。
検察は26日、黄総裁(左)など3人の身柄拘束を要請した(26日=中央社)
黄総裁一族は設立した中間業者が大量に医薬品を調達することを条件に製薬業者から安値で医薬品を仕入れた上で、通常価格でグループ病院に転売し、差益を上げていた。
検察は一連の手口で、黄総裁一族が4年半で4億台湾元(約14億4,000万円)余りを荒稼ぎしていたとみている。検察は既に黄総裁一族の口座にあった現金1億元余りを凍結した。
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