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中国のSSD価格下落、背後に台湾メーカー


ニュース 電子 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052922

中国のSSD価格下落、背後に台湾メーカー

 中国のSSD(ソリッドステートドライブ)市場では急激な低価格化が進んでおり、125GB(ギガバイト)製品は50〜55米ドルとなり、256GB製品は既に100米ドルを割り込んでいる。こうした状況について業界関係者は、価格競争を主導する金泰克(Tigo)や影馳科技(ギャラクシー・マイクロシステムズ)といった中国SSDメーカーは、いずれも台湾のNAND型フラッシュメモリーコントローラICメーカーから強力な支援を受けていると指摘している。26日付電子時報が報じた。

 なお業界関係者によると、金泰克は群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)からSSDソリューションの提供を受け、ギャラクシーは智微科技(Jマイクロン・テクノロジー)からNAND型フラッシュメモリーコントローラICを調達をしている。

 中国のブランドSSD市場では現在、サムスン電子がシェアトップに立っているが、今年上半期、市場2位のキングストン・テクノロジーが価格競争を仕掛けた。第3四半期の需要期に入り中国ブランドがさらなる値下げを実施し、競争が加熱している。こうした中、台湾メーカーは同分野での生き残りをかけ、中国ブランドを供給面で全力支援しているようだ。