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ファイソンのモバイル決済SDカード、銀行が採用か


ニュース 電子 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052924

ファイソンのモバイル決済SDカード、銀行が採用か

 26日付工商時報によると、NAND型フラッシュメモリーコントローラICメーカー、群聯電子(ファイソン・エレクトロニクス)は、東芝との提携によるモバイル決済用メモリーカードが最近銀行顧客に採用され、既に量産を開始、来年第1四半期にも正式出荷を開始し、業績に貢献する見通しとなっている。

 ファイソンはモバイル決済分野においてこれまで、同社がセキュリティーコントローラおよび銀行間ネットワークの運営会社である財金資訊(FISC)専用チップを提供し、マイクロSDカード「Xカード」を異康(エレクトリック・コマース・ユニバーサル)と共同で市場に投入している。

 同カードはスマートフォンやタブレット端末に挿入すればモバイル決済が可能になるもので、台中慈済医院を拠点に試験運用を行ってきた。

 なおファイソンの8月連結売上高は前月比8.5%減の27億8,900万台湾元(約100億円)となったが、第3四半期通期では前期比少なくとも5%増、さらに中国スマートフォン顧客の発注が繰り延べになっている影響で第4四半期の単月売上高は30億元を突破する可能性もあると証券会社は予測している。