ニュース 電子 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052925
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は25日、深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)との協業により、16ナノメートルFinFET(FF、立体構造トランジスタ)プロセスを採用した完全動作のARMアーキテクチャー・ネットワーキングプロセッサーの生産に業界で初めて成功したと発表した。これを受けて業界関係者は、TSMCの16ナノプロセスによる量産開始は今年第4四半期に前倒しされるとの見方を示した。26日付工商時報が報じた。
発表によると、今回生産に成功したのは、ARMv8アーキテクチャー・ベースの32コア「コーテックスA57」ネットワーキングプロセッサーで処理速度は最大2.6ギガヘルツ(GHz)。
また半導体設備業者によると、TSMCは16ナノFinFETプロセスのアップグレード版「FinFETプラス」の試験生産についても第4四半期に前倒しする見通しで、既に試験生産の準備段階に入っているとされる。
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