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ASUSのノートPC、台湾市場シェア過半制する【図】


ニュース 電子 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052926

ASUSのノートPC、台湾市場シェア過半制する【図】

 パソコン大手の華碩電脳(ASUS)が25日、市場調査会社の統計を基に発表したところによると、同社の台湾ノートPC市場シェアが8月、過去最高の52.9%に上り、過半を制した。前月から3.6ポイントの上昇で、2位宏碁(エイサー、18.1%)との差を34.8ポイントまで広げた。3位はアップル(9.3%)だった。26日付工商時報などが報じた。

 ASUSによると、15.6インチ機種が人気を集めており、エヌビディアの画像処理ユニット(GPU)「GeForce GTX850」を採用した「X550JK」の売れ行きが最も良いという。また、7月31日から8月4日に行われた3C(コンピュータ、通信、家電)製品展示販売会、台北電脳応用展(台北コンピューター・アプリケーションズ・ショー、TICA)では、今年好調な変形型タブレットPC「トランスフォーマーブックT100」で新色(赤・白)を投入し、8月のタッチパネル搭載ノートPC市場シェアは65%以上に上った。この他、ウルトラブック(超薄型軽量ノートPC)「Zenbook」シリーズも好調で、台北電脳応用展での売上高は前年同期比30%増の目標を達成した。

 第3四半期は前期比20%増収を目標にしており、12インチの「トランスフォーマーブックT200」などを投入し、市場シェアを維持したい考えだ。


ゲーム用ノートPC「ROG G551JM」は、まぶしさ(グレア)を抑え長時間の対戦にも適したディスプレイ設計となっている(ASUSリリースより)