ニュース 電子 作成日:2014年9月26日_記事番号:T00052927
米市場調査会社、IHSがアップルのiPhone6を分解して調べたところ、同製品を組み立てている鴻海精密工業と和碩聯合科技(ペガトロン)の利益は、1台当たり4米ドル、台湾元にして約120元(約430円)にすぎないとみられることが分かった。16GB(ギガバイト)のiPhone6の本体価格649米ドルのわずか0.6%で、両社は薄利での受注を余儀なくされているようだ。iPhone6プラスの受託生産の利益も1台4.5米ドルで、大きな差はない。26日付経済日報が報じた。
これに比べ、アップルは16GBのiPhone6で得られる利益は449米ドルで、販売額に占める利益の割合は7割近くに上る。また、iPhone6とiPhone6プラスは価格差が約100米ドルの一方、生産コストの差は15.5米ドルにすぎず、アップルはiPhone6プラスが売れるほどもうかることになる。
iPhone6の部品は、レンズを大立光電(ラーガン・プレシジョン)が受注、バッテリーを新普科技(シンプロ・テクノロジー、SMP)が中国メーカーと受注を分け合った。しかし、単価は3.6〜11米ドルで高いとは言えない。
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