ニュース 政治 作成日:2014年9月29日_記事番号:T00052936
王金平立法院長が与党国民党を相手取り、党籍存在の確認を求めた民事訴訟で、二審の台湾高等法院は26日、一審に続き王院長の党員資格を認定する原告勝訴の判決を言い渡した。27日付蘋果日報が伝えた。
連候補の選挙集会では馬総統(前左)が進んで王院長(前右)と握手する場面がみられた(27日=中央社)
台湾高等法院は「国民党が考核紀律委員会の決議だけで王氏の党籍を取り消したのは、人民団体組織法の民主の原則に反している」として、王院長の党籍は有効だとの判断を下した。国民党はさらに上訴することも可能だが、法曹界関係者は「裁判所の審理スピードからみて、王院長は2016年の任期切れまで立法院長ポストにとどまれるのではないか」との見方を示した。
王院長は「判決を尊重する」と述べ、27日夜に行われた台北市長選の連勝文候補の選挙集会には、馬英九総統とそろって出席した。記者団から馬総統との対面が気まずくないかと問われると、王院長は「平常心だ。話せないことなどない」と答えた。
国民党は判決を不服として上訴する方針とされるが、朱立倫副主席は「家和万事興(身内が和合していれば、万事うまくいく)」と述べ、騒動の早期終結を訴えた。
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