ニュース 金融 作成日:2014年9月29日_記事番号:T00052946
台湾銀行と兆豊国際商業銀行(メガ・インターナショナル・コマーシャル・バンク)の2大外国為替銀行の統計によると、9月に入り円安が進行したことで両行での台湾元などから円への両替が200億円を上回り、8月全体と比較し倍増したことが分かった。銀行業界全体では日本旅行、投資用も含め約200億台湾元(約720億円)が円に両替された可能性があるとみられる。29日付工商時報が報じた。
円への両替は9月中旬に1米ドル=109円余りと6年ぶりの円安ドル高水準を付けてから急速に増えた。
台湾銀行での円両替は今月既に100億円を超え、1日当たりの両替額は前年同期比で倍増した。兆豊銀では9月10〜24日までの円両替が窓口、インターネットバンキング合わせ44億円に達した。約2週間で8月全体の49億円に迫ったことになる。
円両替の増加に伴い一部の銀行店舗では「円不足」も生じている。大手銀行は円の流動性を注視するようになり、支店でいつでも両替ができる体制を整えている。
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