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メディアテックの4Gチップ急増、来年クアルコム超えも


ニュース 電子 作成日:2014年9月29日_記事番号:T00052949

メディアテックの4Gチップ急増、来年クアルコム超えも

 IC設計大手、聯発科技(メディアテック)は、中国市場での第4世代移動通信システム(4G)対応スマートフォン販売急増で、来年第1四半期に4Gチップ出荷がクアルコムに追い付くか上回る見通しだ。29日付工商時報が報じた。

 メディアテックは聯想集団(レノボ)、小米科技(小米、シャオミ)、中興通訊(ZTE)、華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)など中国ブランド向けに4Gハイエンド市場を攻める構えで、クアッドコア「MT6732」やオクタコア「MT6752」など64ビット(bit)対応4Gチップがフル稼働で、第4四半期にはグレードアップしたオクタコア「MT6795」を発売する予定だ。

 流通業者によると、メディアテックの4Gチップ出荷は第3四半期の1,000万セットから第4四半期に2,000万セットに倍増し、今年の中国市場シェアは30%が見込まれる。

 業界関係者によると、中国の4G対応スマホ販売台数は、アップルのiPhone6発売を受けて、下半期に上半期の4倍と従来予測の2.3倍を上回る見通しだ。今年通年では1億~1億2,000万台で、米国市場に匹敵すると予想されている。