ニュース 電子 作成日:2014年9月29日_記事番号:T00052951
台湾積体電路製造(TSMC)、サムスン電子、インテルが激しい競争を繰り広げるファウンドリー市場で最近、上海華力微電子(HLMC)、武漢新芯集成電路製造(XMC)といった中国メーカーが自国政府による強力な資金的バックアップを後ろ盾に、台湾IC設計業者からの受注獲得を積極化している。29日付電子時報が報じた。
同紙によると、中国政府はICチップの国内調達率向上を目指し、サプライチェーンの育成に大規模な資金を投じており、自国IC設計業者の開発力強化に加え、中国のファウンドリー業者による世界のIC設計業者からの受注獲得も支援しているようだ。
こうした中、上海華力微電子は既に聯発科技(メディアテック)から受注を獲得し、今後も液晶ドライバICおよびフラッシュメモリーのサプライヤーをターゲットに台湾の業者からの受注を目指すと伝えられている。
また武漢新芯も65ナノおよび45ナノメートル製造プロセス技術でNOR型フラッシュメモリー大手、米スパンションと提携している他、今後はロジックICの受託生産にも進出し、台湾のIC設計業者との協力を模索しているとされる。
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