ニュース 社会 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052963
台北市立動物園で20日、コウテイペンギンの赤ちゃんが誕生した。この赤ちゃん、父親が5歳にも満たない若いオスなのに対し、母親が17歳のおばあちゃんペンギンという超「歳の差カップル」だったことから話題を呼んでいる。
ヒナの体重は孵化時の170グラムから213グラムまで増えた。性別はまだ判明していないそうだ(台北市立動物園リリースより)
今回めでたく母親となったのは14年前に米国から台北市立動物園へとやって来た「メイクアイ」。動物園の説明によると、野生のコウテイペンギンは平均寿命が12歳程度で、動物園で飼育された場合は寿命が伸びるものの10歳ごろから「高齢期」に入るという。このため、現在17歳のメイクアイは人間でいうと間もなく更年期を終える年齢に差し掛かっているそうだ。
メイクアイはこれまで産卵どころか、一度も発情したことがなく、独身を貫いてきた。しかしここ2〜3年でようやく発情の兆しが見えるようになり、今年6月、ついに4歳の少年ペンギン「ドゥドゥ」を見初めてカップルとなり、7月に産卵。その後56日間にわたり夫婦が交代で卵を温め続け、今月20日、卵の殻を破ってとうとうヒナがかわいらしい姿を現した。
孵化(ふか)翌日から子育ては幼い父親のドゥドゥが受け持っており、ヒナの鳴き声が聞こえるとすぐに自らの胃で消化した魚を吐き出して食べさせるなど「イクメン」ぶりを発揮しているようだ。
なお台北市立動物園の「ペンギン館」は、空調設備更新のため11月から約3カ月の間閉館を予定しており、園側はコウテイペンギンの新しい家族を見学したい場合は早めに来園するよう呼び掛けている。
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