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王品の焼き肉チェーン「原焼」、来年6月にも米国進出へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052968

王品の焼き肉チェーン「原焼」、来年6月にも米国進出へ

 飲食店チェーン大手の王品餐飲(WOWPRIME)は29日、米国最大の中華料理レストランチェーン、「パンダ・エクスプレス」などを展開するパンダレストラングループに傘下の焼き肉レストラン「原焼」のライセンスを付与し、合弁で事業を展開することで提携契約を締結したと発表した。王品にとって10年ぶりの米国市場再進出となる。来年6月にもカリフォルニア州に米国1号店をオープンする計画で、3年以内に少なくとも5店舗の出店を目指す。30日付工商時報などが報じた。


王品の海外展開は中国、タイ、シンガポールを含め4カ国となる(29日=中央社)

 両社が設立する合弁会社「YAKIYAN USA」への総投資額は150万米ドルで、持ち株比率は王品が25%、パンダ・エクスプレスが75%となる。

 原焼の米1号店は華人が多く住む地域を予定しており、オープン3カ月での黒字化を目指す。初期は100席程度の中型店舗で若者やファミリー層をターゲットとする計画で、客単価は25~30米ドルの見込み。

 パンダ・レストラングループは、「中華料理店のマクドナルド」と評され、パンダ・エクスプレス、「パンダ・イン」、日本料理店の「ヒバチさん」を米国、カナダなどに約1,700店を展開している。同社はこれまで多くの台湾レストランチェーンと交渉を行い、最終的に王品との提携を選択した格好だ。