ニュース 建設 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052971
台北駅周辺の高層ツインビル「双子星大楼」開発計画で、台北市政府捷運工程局から工事受注の打診を受けている中華工程(BESエンジニアリング)は29日記者会見を開き、市側から1カ月以内に653億台湾元(約2,300億円)分の融資保証書の提出を求められたことに強く反発した。30日付経済日報が伝えた。
中華工程は、これまで60年以上重大建設を請け負ってきたが、不履行は一度もないと訴えた(YSN)
問題の融資保証書は、当初優先交渉対象者となった太極双星国際開発が資金調達の裏付けのないままで事業に参入した教訓から、施工能力の裏付けとして提出が義務付けられているものだ。
中華工程によると、市側は9月5日に653億元分の融資保証書の提出を要求した。しかし、市中銀行は中華工程が市側と正式な契約を結ぶまでは保証書を交付できないとの立場で、保証書を取得できるめどは立っていない。
中華工程の担当者は「これは明らかな嫌がらせで、中華工程に事業撤退を迫るものだ」と不快感を示した。
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