ニュース 電子 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052977
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)は、ODM(相手先ブランドによる設計・製造)メーカーへの生産委託比率を現在の1割から来年7割へ大幅に引き上げるもようだ。10月から中国をはじめとしたODMメーカーと製品企画について商談するとみられる。30日付工商時報が報じた。
低価格・高スペック製品の需要が高まる中、HTCは中低価格機種を大量に発売するため、今年ODMメーカーへの生産委託比率を5割に引き上げる計画だった。しかし、外部に委託した「デザイア210」、「デザイア310」など低価格機種は販売が不調だった一方、自社で開発、生産した「デザイア816」、「デザイア820」など中低価格機種は好調で、今年の生産委託比率は1割程度にとどまっているようだ。
張嘉臨HTCグローバル業務総経理は先日、今後はODMメーカーに販売量の多い製品を委託すると語っている。
業界関係者は、HTCの今年の発注先は龍旗など中国メーカーが中心で、来年も中国メーカーが優先され、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)や華冠通訊(アリマ・コミュニケーションズ)が受注を狙うかはまだ分からないと話した。
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