ニュース 電子 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052979
通信キャリア大手、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は29日、第4世代移動通信(4G)ユーザー数で、市場シェア首位に立ったと宣言した。30日付経済日報などが報じた。
国家通訊伝播委員会(NCC)によると、8月末時点の4Gユーザーは68万件。遠伝は、同社が同時点で25万4,000件だった一方、中華電信は2G、3Gユーザー数を差し引いて19万9,000件、台湾大哥大(台湾モバイル)は18万件と推測されると指摘。遠伝の市場シェアは4割近いと説明した。
遠伝の勝因は、同業他社より販売奨励金が高く携帯電話を安く提供できたことや、来年までに人口カバー率99%を目指すと表明したことにありそうだ。遠伝の李彬総経理は、29日に同社の4Gユーザーは40万件に達したと明かした。
通信業界最大手の中華電信は、4G強化で9月の申し込みが4倍に増えていると、年内の首位獲得に自信を示した。台湾大哥大は、遠伝のユーザー数の計算方法はおかしいと指摘した。
また遠伝は、台湾では4Gサービス開始から約4カ月で普及率が4%を超えており、普及率60%まで3年かかった韓国より普及が速いと指摘した。台湾の4Gユーザーは最近100万件を突破した。
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