ニュース 金融 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052980
米ドル高でアジア通貨が軒並み下落する中、台湾元の対米ドルレートは29日、前日比0.19元ドル高台湾元安の1米ドル=30.502元で取引を終えた。3月31日(30.510元)以来約6カ月ぶりの台湾元安水準となる。30日付蘋果日報が報じた。
中央銀行はアジア通貨下落の流れを受け、台湾元安を容認。29日には取引時間中に一時、30.520元まで台湾元安が進む場面も見られた。
台湾元の対米ドルでの同日の下落率は0.62%で、日本円の0.58%、シンガポールドルの0.38%などを上回った。市場関係者の間では、香港で民主派を事実上排除する選挙制度改革案に反対する市民による金融街占拠が拡大の様相を見せていることも嫌気されたとの見方は出ている。
台湾元相場は当面、30.5元を挟む攻防が予想されている。
30日正午現在、1ドル=30.453元と前日比0.049元上昇した。
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