ニュース 電子 作成日:2014年9月30日_記事番号:T00052981
タッチパネルメーカー、勝華科技(ウィンテック)の黄顕雄董事長は29日、15日に桃園県楊梅市の液晶パネル工場を閉鎖したのに続き、30日に台中工業区の中工工場を閉鎖するとリストラ計画を説明した。30日付経済日報が報じた。
黄董事長は、ベトナム工場は当面閉鎖しないが、中国の蘇州市と東莞市の計3工場は状況をみて売却すると話した。工場閉鎖、売却のパターンは多数考えられ、今後海外工場を全て売却して台湾工場を再稼働する可能性もあると述べた。目標は運営コストを月10億台湾元(約36億円)削減することと語った。
黄董事長は、現金残高がかなり少なく、リストラ計画が急務で、会計士事務所の協力を得て危機を乗り切りたいと話した。この厳しい時期は約3年続くと見通しを示した。
同社は29日までに3人の独立董事と監察人が去っており、厳しい財政状況がうかがえる。
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